2010年06月12日

グローバルブランド戦略採るコーヒーのネスレ

名古屋経済新聞に公開しているブログをこちらにも公開する予定でいましたが、すっかりそのことを忘れてしまっていました。

ココで、再掲します。

☆  ☆

ネスレといえばコーヒー。

このネスレが瓶詰めにしたチョコレートを自販機で販売することとなった。

ネスレコンフェクショナリー(神戸市)が10月16日から、同社のチョコレート、キットカットを瓶詰めにして、全国で本格的に販売する。

スイスに本部を置くネスレは、イメージを高めるため、ユニークなグローバルブランド戦略を採っている。

日本ではコーヒー、アメリカではチョコレート、ドイツでは調味料で、イメージを確立した。

アメリカ人にとって、ネスレはチョコレートのキットカット。

日本人にもキットカットはなじみがあるものの、ブランドから抱くコーヒーのネスレとは結びつかない。

ブランド戦略は製品差別化戦略。

すなわち、製品に差をつけて、選択的な需要を形成しようと企図している。

ネスレはこれが見事に成功して、日本人にとって、コーヒーはネスレ。

ブランドロイヤルティ(忠誠心)を日本人に骨の髄まで浸透させた。

今回の瓶詰チョコでは、普及率世界一といわれる国内にある飲料自販機、約270万台に目をつけ、売上アップを目論む。

ネスレの企業戦略、事業戦略など経営戦略は、実によく練られている。

名古屋の街角に自動販売機にまもなくキットカットが並ぶ。

☆  ☆

名古屋経済新聞より。
http://blog.livedoor.jp/ngoya_keizai/archives/64843265.html
posted by rakuyen at 10:31| Comment(17) | TrackBack(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月16日

インターネットショッピング

飲食店でコロッケやフライを揚げるときに使われるフライヤー。

ホテルや百貨店などでは、ガスフライヤーの使用は禁止、電気によるが、多くの飲食店では都市ガス、プロパンなどガスフライヤーが使われる。

ガスフライヤーの大手メーカーは、タニコー、マルゼンだが、縁日に出店するテキヤさんに好まれるのは、サミーのガスフライヤー。

風のある野外でも、火が消えにくい構造になっている。

「サミー ガスフライヤー」とパソコンで検索しても、サミーの会社のホームページはなく、小売店のサイトがずらずらと並ぶ。

パンやケーキを作るコンベクションオーブンがある。

フランスから有名パティシエを呼んで、デパートでイベントを企画。

請け負ったレンタル会社は、コンベクションオーブンを調達するため、パソコンで検索して、小売店にレンタルできないものか、打診をする。

健康にこだわる栄養士さんが、高性能の塩分計を購入したいが、どこで売っているのか、パソコンで検索し、そこでネット通販する。

人里離れた山奥で林業を営む人が、ステンレス作業台が欲しくても、また酪農家が餌の保存するために、超大型の冷凍ストッカーが欲しくても、都会に買い物となれば、一日仕事となり、パソコンで検索して、買い求めることになる。

九州の離島のホテル、北海道の離島の旅館では、必要な商品を購入しようにも、島に小売店がなく、勢いネットに頼るざるをえない。

インターネットショップは、商品販売に当たって、無人で24時間365日営業でき、無店舗。

運営コストは、かからない。

しかも商圏は、日本全国、世界まで広がり、カナダのリゾート地で寿司屋出店は、冷蔵ネタケースや鮮度を失わない恒温高湿庫をパソコン検索で、日本から購入。

メンテナンスは、ホシザキ・アメリカが対応してくれる。

暑いパプアニューギニアでは、作業員に大量の氷が必要なため、大型の製氷機をパソコンで検索して、日本へ注文する。

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インターネットショッピングへの注文は、人の数だけ理由があり、画一的なものはない。

そのために、膨大な商品点数を扱い、ロングテール効果を狙い、集客を図るべきである。

そして、サーチエンジンを最適化するSEO対策は当たり前のように言われているが、もしやに備えて、ミラーサイトやブログで誘導リンクすることも、忘れてはならない。

もう一つ、気をつけなければならないのは、ブロードバンドが普及しているからといっても、日本はすべて都会ではなく、まだまだ田舎や外国によっては、情報インフラが進んでいない。

お洒落ではあるが、重い動画などにこだわらず、サイトの容量は軽くしておいたほうがいい。
posted by rakuyen at 19:34| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月13日

Web2.0を生かす

Web2.0は、アプリケーションソフトのバージョンアップではない。

インターネットで新しく登場している先進的なウェブサービスとそれを支える技術全般の総称をいう。

一言で言えば、今のネットビジネスの動向を現した言葉といえる。

Web2.0的サービスとしてあげられるのは、ロングテールと消費者発信メディアの2つ。

このうち消費者発信メディアは、ブログ、SNSで、いまや爆発的な広がりをもち、マーケティングでははずせなくなっている。

オフラインでは口コミは従来からあったが、インターネットにおける口コミ、ネットコミは、たとえばSNSのミクシィでは、コミニティ「名古屋の百貨店情報」が開設され、会員1637人を誇っている。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=624620

またブログの普及により、ステルスマーケティングなるネットコミも拡大している。

ステルスマーケティングについては、露店などでの古典的な集客手法である「さくら」のネット版として、周囲に宣伝と気づかれないように商品を宣伝したり、商品に関するクチコミの発信・伝播を図る行為ということで、批判もある。

Web2.0の進展は、消費者が消費者の声を聞いて、消費者の目線に立つことになったが、一方でネットで悪評が広がる危険性も併せ持つ両刃の刃ともいえる。

いくら先進的なWeb2.0的サービスでも、よい商品、よいサービスを提供し続けなければ、インターネットを生かすことは出来ない。

なお、以下の実例が、ステルス・マーケティングのブログです。

ビジネスSNS「wizli」(ウィズリ)会員募集中
http://blog.livedoor.jp/ngoya_keizai/archives/54272606.html
posted by rakuyen at 10:25| Comment(1) | TrackBack(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月05日

テレビCMしない横綱ペプシ

ペプシとコカ・コーラを比較すると、日本ではブランド力、売上などで、ユーストアーと松坂屋の違いほどあるように思う。

ではアメリカではどうだろう。

昨年12月12日のNYSE(ニューヨーク証券取引所)での終値では、コカ・コーラが1919年に上場して以来、ペブシコとコカ・コーラの時価総額が86年目で初の逆転したという。

株数と株価を掛けた企業価値では、ほぼ同じ。

ペプシコーラなどまったく相手にされていない、存在感のない飲料メーカーだと思われていたら、とんでもない横綱だった。

ペプシは旧来のマーケティングであるテレビCMから撤退して、インターネットなどの新しいアプローチのニューマーケティングを使って、コカ・コーラと市場を二分する横綱メーカーになっていたのだ。

もともとマス・マーケティングは、産業革命から生まれた大量生産・大量消費のためのもの。

大資本による大企業が大量生産し、新聞、テレビを大量消費の媒体として最大限活用して、大量販売してきた。

コッカ・コーラを飲もうよ♪

という、テレビCMで、大量の大衆消費者に浸透を図ってきたこれまでのマス・マーケティング。

ところが、ペプシはテレビCMはとらなかった。媒体戦略が違った。

実際テレビCMがどれほどの効果があるのか、それを検証することはほとんど困難であるにもかかわらず、1本150円のペットボトル飲料に、年間20億円、30億円の広告費がテレビCMに使われている。

1人あたりの到達コストではテレビCMが一番安いといわれてきたが、その信憑性もどうだろう。

コカ・コーラに限らず、サントリーやビール各社も、莫大なテレビCMに宣伝広告費を賭けるのも、そうした確信めいたものがあるからだろうが、それをどうやって検証するのか。

広告費はペットボトル1本、数円から数十円かも知れないが、それは本当にテレビCMの効果によるものなのか。

ペプシはテレビCMを行わなかった。それでもコカ・コーラを抜いた。

インターネットは広告費でもラジオを抜き雑誌を追い上げ、テレビの広告市場をうかがっている。

インタネットでは、テレビ広告が、すなわちブロガーのオンラインコミュニティと彼らが書くブログ、ブログスフィア(BlogSphere)にとって代わる可能性も指摘されている。

インターネットでは、広告は多くが出来高払いで、広告効果がなければ、費用は発生しない。

今テレビ業界は、面白くない番組を朝早くから深夜遅くまで垂れ流す地上波テレビでは、視聴者の飽きがきており、また見たいと思うテレビ番組はスカパーなどに流れ、あとはネットで遊んでいるユーザーたちがパソコン画面を眺めている。

マーケティングのアプローチとして、ネット時代を迎え、テレビ媒体は旧来のものになりつつあるともいえる。

テレビCM崩壊が現実に
ペプシとコカ・コーラの媒体戦略
posted by rakuyen at 15:16| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月02日

商品戦略は十分か

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マーケティングというのは簡単に言ってしまえば売れる仕組みを構築すること。

では、売上を上げるためには、どうすればいいのか。

まず集客をはかる。

お客様に買っていただく。

その単価を上げていく必要がある。

何度も来ていただく必要がある。

そして何度も買っていただく必要がある。

そのための仕掛けつくりがマーケティングといえる。

松坂屋、三越、高島屋など百貨店では今、ロハスをマーケティング戦略を取り入れているように思う。

だが、ロハスと呼べる商品戦略を十分に練っているようには思えない。

例えば、合成洗剤を使わずに水だけで汚れを落とせるオーストリアの環境ブランド、エンヨーは扱っていない。

エンヨーは南半球のオーストラリアでは、年商500億円売り上げているロハス商品にも係らず、人口規模で豪州を上回る日本では、ほとんど売れていない。

なお、丸栄にはロハスに熱を入れているようには思えない。

地下の食品売り場も、オーガニックなど健康食品は隅に追いやられている。

エンヨーの商品はこちら
posted by rakuyen at 16:29| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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