2007年09月04日

大丸と経営統合した松坂屋

9月3日、松坂屋と大丸が経営統合し、持ち株会社、J.フロントリテイリングの名のもと、スタートした。

本社は東京。持ち株会社の取締役数は、大丸5人に松坂屋ホールディングス4人、社長兼最高経営責任者は大丸会長の奥田務氏が就き、経営主導は大丸が握った。

松坂屋の名古屋大丸化が進むかも。

今回の統合では、共通経営資源の多重活用により、シナジー効果(相乗効果)が期待される。

また松坂屋にはない大丸の経営効率は、統合によって松坂屋の弱みを補強できる。

しかし企業文化の異なる企業統合が難しいことは、これまでの大型合併で見てきたとおり。

そして何よりも、名古屋の消費者に今回の統合が受け入れられるのか。

世界のトヨタ自動車でも、年間営業利益2兆円のトヨタでも、年間売上高25兆円のトヨタでも、松坂屋にはかなわぬものがある。

歴史。400年近くを誇る松坂屋には、100年も満たないトヨタでは、足元にも及ばない。

松坂屋の暖簾は、文化価値を背負ったブランド。

カトレアの包装紙に、名古屋の消費者は様々な思いを託している。

9月4日の統合記念セールでは、名古屋市栄にある松坂屋本店には、早朝から開店前に3000人も、お客様が並んで、鈴波のパックは開店5分で完売、そのほか共同企画でも、販売早々に売り切れが続出した。

松坂屋の底力を見せ付けた。
posted by rakuyen at 16:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 松坂屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月15日

松坂屋の名が残って良かった

名前が残ることになって良かった。

「松坂屋」も「大丸」も、名前が残ることになって、双方のファンも、ちょっぴりホッと胸をなでおろしているかも。

松坂屋は名古屋を象徴するブランド、その名前は絶対消してはならないという名古屋人は多い。

松坂屋ホールディングの岡田邦彦・会長によると、今回の経営統合は、企業価値を高めての攻めの経営だという。

だが、消費者にとって、このメリットは何なのか?

仕入れコストが安く、それで価格が安くなるというのであれば、消費者は歓迎するだろうが、果たして消費者は値段を期待するだろうか。

新撰組の土方歳三が少年時代に奉公したといわれる松坂屋上野店。

にも拘らず、新撰組の青いユニフォームは、大丸御用達だったとか。(笑)

歴史と伝統をお互いに背負った名門同士が経営統合するのも、百貨店業界を取り巻く環境が、9年連続マイナス売り上げと、厳しい状況が続いているためなのだろう。

東海銀行が三和と合併して、UFJとなって消えていったように、高い資産価値を誇る松坂屋が、儲けることが上手い大丸に、そのノウハウ欲しさに、軒を貸して母屋を取られる、ことはないのだろうか。

経営統合が成功して、業界のリーディングカンパニーとしての地位を不動のものにするのか、名古屋人は少し心配しながら、その推移を注意深く見守っている。

「軒を貸して母屋を取られる」とは:
一部を貸したために、やがて全部を、あるいは重要な部分を奪われる、こと。

名古屋経済新聞より
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2007年02月19日

松坂屋と大丸が経営統合へ

松坂屋と大丸が経営統合へ2月中に合意を目指しているとメディアが大きく報じた。

今年5月に海外企業が株式交換で、日本企業を買収できる「三角合併」が解禁されることを見込んでの再編の動きとも言われている。

だとすると、再編による積極的意義、いわばシナジー効果、つまり3×3=9を期待してではない。

時価総額が低い日本の百貨店は、外資による買収にさらされる恐れがあり、すなわち消極的意義。

買収防衛の面から規模拡大を図ろうとしていることになる。

だが松坂屋と大丸は、ともに長い歴史と伝統を持つ名門企業。一般の企業とはダンチに違う深い企業文化を持つ。

単純に3×3=9、3+3=6となるのだろうか?

名古屋で松坂屋の名が消えるのなら、大丸の名前に代わるのなら、誰が松坂屋に足を運ぶのだろう。

松坂屋のルーツをたどると、織田信長の家臣であった伊藤蘭丸祐道(すけみち、後に源左衛門)が、1611年(慶長16年)に、清須から新しく城下町を築きつつあった名古屋の本町に移り、呉服小間物商の看板を掲げたことに始まる。

江戸時代に入り、松坂屋は尾張徳川ご用達の伊藤呉服店から続く歴史を誇る。

3代将軍徳川家光の長女千代姫(当時2歳)が、尾張家2代藩主徳川光友に嫁いだ際のド派手な婚礼調度類。

恐らく名古屋のド派手な結婚式のルーツは、ここだろうが、その文化を支えてきたのが、松坂屋。

今でも、「松坂屋の石鹸は、やっぱり違う」と言う、ご婦人がいるほど信者は多い。

石鹸作っているのは、松坂屋ではなく、花王でしょう?

こんなわけの分からない神話があるのだから、松坂屋に寄せる名古屋人の信頼は厚い。

名古屋の生活文化に深いかかわりをもつ松坂屋は、その暖簾は、半ば名古屋人の歴史的公共財としての重みがある。

松坂屋はただ単に一企業としての百貨店ではないし、ただ単に株主だけではない多数のステークホルダー(利害関係者)に支えられている、暮らしと文化を結ぶ公共文化でもある。
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2007年01月27日

胡蝶蘭の白さは美しい

本日、トイレの掃除道具と健康食品の買い物のために、松坂屋本店に足を運んだ。

格式の高い松坂屋は、さすがゴージャス。

1階フロアは、いるだけでセレブの気分になる。

エレベーター横の案内図を見て、地下への階段を行くものの、そこは化粧品売り場。階段はない。

そこにはモデルのような美人な美容店員さん。

聞きにくいなあ〜。他の人もみんな美人ばかりで、わざわざ案内係りのところまで行くのも面倒。

親切に教えていただいて、健康食品。思ったものはなかった。

次はトイレの掃除道具、北館へ。

環境にいい掃除道具があった。

洗剤を使わずに水だけで汚れを落とせる「トイレブラシ」。

探し求めていたものと出合って、嬉しい。これを買った。

北館1階には、ブログで見たことがある花屋さんがあった。

エミリオロバ、ファレノブシスは、コチョウランのように見えて、美しい。

その胡蝶蘭も白さが美しく輝き、人の心まで癒される。

尾崎放哉の「雨風に遭うほど蘭の白さかな」というのがあったが、また人も同じかと思う。

http://blog.matsuzakaya.co.jp/hanagoyomi/tb.php?ID=16

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2007年01月03日

売上が前年比50%増・約11億円

日本の新春の風物詩は、百貨店の福袋。

全国各地の百貨店では、1月2日が新春恒例の初売りとなった。

開店を前に、お店の前には大勢のお客さんが並ぶ。

東京の西武百貨店池袋店には2万1千人が並んだという。

テレビのニュースで映し出される映像は、長蛇の列を上空のヘリコプターからとらえる。

並んでいる、並んでいる・・

松坂屋名古屋本店でも、名古屋市内はもとより、愛知県、岐阜県、三重県からも、お客さんがやってくる。

今年は例年になく、並んだ。

元気な名古屋の象徴している。

松坂屋は例年、初売りの時間は早く店を閉める。

昨年は6時。

だが、今年は8時に繰り下げた。

この効果があったのか、売上が前年と比べて50%増、約11億円にのぼったという。

元気な名古屋の消費は、そこ堅い。
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2007年01月01日

福袋は滑車がついた旅行かばん

毎年大人気の名古屋の新春名物は、百貨店の福袋。

もうすっかり名古屋の新年の風物詩となっている。

2007年は最良の品揃えと最善のサービスで臨む松坂屋は、1万円、3万円、5万円の福袋を用意する。

1万円の福袋といっても、袋はカジュアルな高級かばん。

そのかばんだけでも1万円すると思われるような高級品。

また3万円の福袋も、袋はカジュアルでもビジネスでも使えそうな高級かばん。

5万円の福袋に至っては、袋には滑車がついた旅行かばんになっている。

中身が分からないままのお買い物よりも、外見で、儲かった気分になる松坂屋の福袋は、名古屋人の実利性にかなうもの。

1月2日限りの松坂屋の福袋は、新年最初の大イベントとなっている。

http://blog.matsuzakaya.co.jp/ueno/index.php?ID=186
http://www.honten.jp/column/tb.php?ID=903
posted by rakuyen at 20:38| Comment(1) | TrackBack(0) | 松坂屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月04日

松坂屋7月153億円で6.8%減

松坂屋はロハスをテーマに蜂蜜(ハチミツ)やジャムの詰め合わせ、紅茶などを販売した。

7月の中元商戦、定番ギフトとは一味違う、環境にやさしくて、体にいいという商品も消費者に受け入れられた。

マーケティング戦略はあたった。

中元は6,7月合計で、前年同月比5.5%増だった。

だが松坂屋本店は売上153億円で、前年同月比6.8%減。

名古屋駅店は139億円で、前年同月比0.7%減。

昨年の万博効果の反動をもろに受けた。

だが松坂屋は、商品戦略として、ロハスで感触を得た。

もはや松坂屋の包装紙だけで、売れる時代は過ぎた。

あとは商品内容をどれほど充実できるのかにかかっている。

ガリバー松坂屋が動き出す。

一方、三越は
そして、高島屋は
ネットショップの楽エン本舗は
posted by rakuyen at 13:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 松坂屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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