2006年09月05日

テレビCMしない横綱ペプシ

ペプシとコカ・コーラを比較すると、日本ではブランド力、売上などで、ユーストアーと松坂屋の違いほどあるように思う。

ではアメリカではどうだろう。

昨年12月12日のNYSE(ニューヨーク証券取引所)での終値では、コカ・コーラが1919年に上場して以来、ペブシコとコカ・コーラの時価総額が86年目で初の逆転したという。

株数と株価を掛けた企業価値では、ほぼ同じ。

ペプシコーラなどまったく相手にされていない、存在感のない飲料メーカーだと思われていたら、とんでもない横綱だった。

ペプシは旧来のマーケティングであるテレビCMから撤退して、インターネットなどの新しいアプローチのニューマーケティングを使って、コカ・コーラと市場を二分する横綱メーカーになっていたのだ。

もともとマス・マーケティングは、産業革命から生まれた大量生産・大量消費のためのもの。

大資本による大企業が大量生産し、新聞、テレビを大量消費の媒体として最大限活用して、大量販売してきた。

コッカ・コーラを飲もうよ♪

という、テレビCMで、大量の大衆消費者に浸透を図ってきたこれまでのマス・マーケティング。

ところが、ペプシはテレビCMはとらなかった。媒体戦略が違った。

実際テレビCMがどれほどの効果があるのか、それを検証することはほとんど困難であるにもかかわらず、1本150円のペットボトル飲料に、年間20億円、30億円の広告費がテレビCMに使われている。

1人あたりの到達コストではテレビCMが一番安いといわれてきたが、その信憑性もどうだろう。

コカ・コーラに限らず、サントリーやビール各社も、莫大なテレビCMに宣伝広告費を賭けるのも、そうした確信めいたものがあるからだろうが、それをどうやって検証するのか。

広告費はペットボトル1本、数円から数十円かも知れないが、それは本当にテレビCMの効果によるものなのか。

ペプシはテレビCMを行わなかった。それでもコカ・コーラを抜いた。

インターネットは広告費でもラジオを抜き雑誌を追い上げ、テレビの広告市場をうかがっている。

インタネットでは、テレビ広告が、すなわちブロガーのオンラインコミュニティと彼らが書くブログ、ブログスフィア(BlogSphere)にとって代わる可能性も指摘されている。

インターネットでは、広告は多くが出来高払いで、広告効果がなければ、費用は発生しない。

今テレビ業界は、面白くない番組を朝早くから深夜遅くまで垂れ流す地上波テレビでは、視聴者の飽きがきており、また見たいと思うテレビ番組はスカパーなどに流れ、あとはネットで遊んでいるユーザーたちがパソコン画面を眺めている。

マーケティングのアプローチとして、ネット時代を迎え、テレビ媒体は旧来のものになりつつあるともいえる。

テレビCM崩壊が現実に
ペプシとコカ・コーラの媒体戦略
posted by rakuyen at 15:16| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月03日

ビルマのオッタマ僧を支援

ビルマの高杉晋作がオン・サン将軍なら、ビルマの吉田松陰はオッタマ僧。

オッタマは留学先のイギリスから帰国すると、今度は日本にやってきました。

日露戦争で、なぜ日本が大国ロシアに勝ったのか・・1910年のことでした。

まず京都・浄土真宗本願寺の探検家でもあった大谷光瑞を訪ね、そこから東京まで各界の人たちに接しようと、東京まで歩く予定でました。

たまたま名古屋で大きな葬式に出くわしました。

オッタマにとって日本の葬式は珍しい。

門の前でじっと様子を眺めていると、家人がカーキ色の法衣をまとった旅僧のオッタマを見つけ、ありがたそうに、お経のひとつでも上げてもらえれば、功徳になると、丁重に家に招きいれました。

この家の当主は、オッタマに魅せられ、家に引きとめ、オッタマは何日も滞在しました。

この当主こそ、松坂屋伊藤次郎左衛門でした。

伊藤次郎左衛門は名古屋の豪商。オッタマを3年間、面倒を見て、妹まで日本に呼びました。

伊藤次郎左衛門はオッタマを精神的も、経済的にも支援したのでした。

オッタマはその間、日本を学び、東大で教壇にも立っています。

当時のビルマはイギリスの植民地。オッタマはその独立のために日本で学びました。

第2次世界大戦後、独立を果たしたビルマはその後、ミャンマーとなったが、鎖国のような状態でも、伊藤家への恩義を忘れず、関係者は入国するのも容易な手続きですむようです。

さすがは、歴史のある松坂屋です。
posted by rakuyen at 15:10| Comment(3) | TrackBack(0) | 松坂屋の歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月02日

商品戦略は十分か

kittin02.gif
マーケティングというのは簡単に言ってしまえば売れる仕組みを構築すること。

では、売上を上げるためには、どうすればいいのか。

まず集客をはかる。

お客様に買っていただく。

その単価を上げていく必要がある。

何度も来ていただく必要がある。

そして何度も買っていただく必要がある。

そのための仕掛けつくりがマーケティングといえる。

松坂屋、三越、高島屋など百貨店では今、ロハスをマーケティング戦略を取り入れているように思う。

だが、ロハスと呼べる商品戦略を十分に練っているようには思えない。

例えば、合成洗剤を使わずに水だけで汚れを落とせるオーストリアの環境ブランド、エンヨーは扱っていない。

エンヨーは南半球のオーストラリアでは、年商500億円売り上げているロハス商品にも係らず、人口規模で豪州を上回る日本では、ほとんど売れていない。

なお、丸栄にはロハスに熱を入れているようには思えない。

地下の食品売り場も、オーガニックなど健康食品は隅に追いやられている。

エンヨーの商品はこちら
posted by rakuyen at 16:29| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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